中部地方で道の駅を周遊するなら、愛知・岐阜・長野をつなぐ山里ルートがおすすめです。瀬戸の農産物、稲武の温泉、山岡の寒天、中津川のそば、飯島のアルプス景観を1泊2日でめぐるモデルコースを紹介します。
この記事で分かること
- 中部の道の駅周遊ルート全体の特徴
- 東海から山里へ向かう前半ルート
- 道の駅 瀬戸しなの(愛知県)
- 道の駅 どんぐりの里いなぶ(愛知県)
最終確認日:
中部地方で道の駅を周遊するなら、愛知県瀬戸市から山間部を通って岐阜県東濃、長野県飯島町へ向かう愛知・岐阜・長野の山里ルートが組みやすいです。道の駅を6駅めぐる場合、移動距離は一般道中心で約250km、運転時間は休憩を除いて約5時間30分が目安になります。
1日で走り切るより、1泊2日で各駅の営業時間に合わせて訪れるのがおすすめです。特に県境付近や山間部は、冬季の積雪・凍結、雨天後の落石や通行規制により所要時間が変わるため、出発前に道路情報を確認してください。
中部の道の駅周遊ルート全体の特徴

このコースは、都市近郊の直売所から山里の温泉、寒天やそば、伊那谷の農産物とアルプス景観へと、地域ごとの違いを順番に楽しめる構成です。単なる駅数稼ぎではなく、各地の食・景観・休憩機能を組み合わせています。
- 前半は瀬戸と稲武で、野菜・加工品・米粉商品を探す
- 中盤は山岡と坂下で、寒天・そば・栗菓子を楽しむ
- 後半は飯島町で、アルプス景観と農産物をまとめて味わう
東海から山里へ向かう前半ルート
道の駅 瀬戸しなの(愛知県)
出発地点には、東海環状自動車道せと品野ICからアクセスしやすい道の駅 瀬戸しなのが向いています。とれたて市場では季節野菜、うまいもん市場では瀬戸の加工品や菓子、味噌、地酒などを探せます。
瀬戸焼きそばなどのご当地メニューもあり、朝の買い物と早めの食事を兼ねやすい駅です。ここからどんぐりの里いなぶまでは、一般道中心で約65km、約1時間30分を見込むと余裕があります。
道の駅 どんぐりの里いなぶ(愛知県)
どんぐりの里いなぶは、国道153号沿いの山里で休憩しやすい道の駅です。稲武産ミネアサヒ、米粉入りパン、山ごぼう漬けなどを扱うどんぐり横丁に加え、天然温泉のどんぐりの湯があるため、運転の疲れをリセットしたい人に適しています。
瀬戸しなのから県境方向へ進む区間は、平地の幹線道路よりカーブが多くなります。どんぐりの里いなぶからおばあちゃん市・山岡までは約45km、約1時間を目安にし、日没後や冬季はさらに余裕を持たせてください。
岐阜県東濃を経由する中盤ルート
道の駅 おばあちゃん市・山岡(岐阜県)
おばあちゃん市・山岡は、大きな木製水車が目印の道の駅です。山岡細寒天、新鮮野菜、漬物、味噌、惣菜、手づくり品など、山岡地域らしい商品を見つけやすい点が魅力です。
食事や買い物だけでなく、小里川ダム周辺の景観を短時間楽しめます。どんぐりの里いなぶから移動する場合は、県道を通る山間ルートになるため、冬季は路面凍結の可能性を考えて訪問順を入れ替える判断も必要です。
道の駅 きりら坂下(岐阜県)
きりら坂下は、木曽川沿いで休憩しながら、地元産そば粉を使ったそばや栗きんとんなどを探せる駅です。そば打ち体験など、買い物以外の過ごし方を組み込みたい人にも向いています。
おばあちゃん市・山岡からは約55km、約1時間15分が目安です。施設の営業時間や体験受付時間は日によって変わる可能性があるため、体験を目的にする場合は先に公式案内を確認してください。
長野県飯島町で産品と景観を楽しむ後半ルート
道の駅 花の里いいじま(長野県)
花の里いいじまは、中央アルプスと南アルプスの両方を望める景観が特徴です。直売所では季節の野菜や果物、花、加工品を扱い、五平もち、アップルパイ、そば、馬肉料理など伊那谷らしい味も楽しめます。
きりら坂下からは約75km、約1時間30分を目安にしてください。岐阜県から長野県へ県境をまたぐ区間で、木曽谷や中央道周辺の天候によっては移動時間が延びます。冬季はスタッドレスタイヤを前提に、無理のない日程を組むことが大切です。
道の駅 田切の里(長野県)
田切の里は、花の里いいじまと同じ飯島町内にあるため、後半の追加立ち寄りに組み込みやすい道の駅です。ふるさと市場では農産物や果物、地域の土産品を扱い、食事処見駒亭では郷土食を味わえます。
花の里いいじまからの移動は約10km、約15分が目安です。両駅を同日に訪れると商品や食事の選択肢を比較しやすく、帰路のインターチェンジや宿泊地に合わせて最後の立ち寄り先を選べます。

周遊ルートの比較表
| 区間 | 概算距離 | 運転時間の目安 | 主な見どころ |
|---|---|---|---|
| 瀬戸しなの → どんぐりの里いなぶ | 約65km | 約1時間30分 | 季節野菜、米粉商品、山里景観 |
| どんぐりの里いなぶ → おばあちゃん市・山岡 | 約45km | 約1時間 | 温泉、木製水車、寒天 |
| おばあちゃん市・山岡 → きりら坂下 | 約55km | 約1時間15分 | 木曽川、そば、栗菓子 |
| きりら坂下 → 花の里いいじま | 約75km | 約1時間30分 | 県境越え、アルプス景観、農産物 |
| 花の里いいじま → 田切の里 | 約10km | 約15分 | 飯島町の直売品、郷土食 |
距離と時間は、主要道路を使った編集部の概算です。実際のルートは出発地、渋滞、工事、天候、立ち寄り時間によって変わります。
訪問前に確認したい注意点
- 直売所は季節商品や生産者の出荷状況により、同じ商品が毎日並ぶとは限りません。
- レストラン、軽食、温泉、体験施設は、道の駅本体と営業時間や定休日が異なる場合があります。
- 山間部を通る区間では、冬季の積雪・凍結、春先の落石、台風や大雨後の通行規制に注意してください。
- 県境をまたぐ長距離移動になるため、給油や充電、トイレ休憩は早めに計画すると安心です。
訪問日が決まったら、各施設の公式ページで営業状況と臨時休業を確認し、道路交通情報もあわせて確認してください。特に冬季は、距離よりも路面状況を優先してルートを変更しましょう。
まとめ
中部の道の駅を周遊するなら、瀬戸しなのを起点に、どんぐりの里いなぶ、おばあちゃん市・山岡、きりら坂下を経て、飯島町の花の里いいじまと田切の里へ向かうルートが使いやすいです。都市近郊の買い物から山里の温泉、寒天・そば、アルプス景観まで、地域ごとの違いを感じられます。
効率を重視するなら1泊2日、各駅で食事や観光をゆっくり楽しむなら2泊3日が目安です。営業時間と道路状況を確認しながら、季節の直売品を目的に訪問順を調整してください。
